スキンケアには保湿成分をしっかりとキープする事が大切。保湿成分はサプリメントから取る事も可能ですが、もちろん毎日の食事からとる事もできます。
今回は保湿成分を含む食材について調べてみました。
保湿成分をたくさん含む食べ物
優れた保湿成分であるコラーゲンやエラスチン。肌の奥の方にある真皮層にある事で、しっかりと潤いを保ちます。このしっかりとした水分を持ち、それを真皮層まで届ける事ができる食べもの、どんなものがあるでしょうか。
良質なたんぱく質、美肌に良いのは卵
保湿成分であるコラーゲンやエラスチン、たんぱく質に多く含まれています。卵は細胞の基になる必須アミノ酸、鉄分、カルシウムやミネラルと豊富なビタミンも含んでいます。
卵が美肌に効果が期待できるのは、栄養素だけでなく、コラーゲンを作る補酵素「ビオチン」そして肌の老化防止の働きを行う抗酸化作用が入っているからです。
毎朝、卵を取る習慣をつけると良いですね。
ぬめり成分で肌の保湿を保つ!、海藻類
もずくや昆布、わかめといった海藻に含まれているフコイダンは、優れた保湿力をもつぬめり成分です。フコダインには傷ついた肌の組織を修復する働きがあり、同時に肌を乾燥から守ります。
わかめはお味噌汁に入れ、モズクはそのまま食べても健康にいいですよね。
コラーゲンの宝庫!手羽先や牛すじ
美味しい手羽先や牛すじには、コラーゲンの宝庫と言われる食べ物。コラーゲンだけでなくエラスチンは皮膚の部分に含まれているので、豚足、鶏や魚の皮、軟骨に多く含まれています。コラーゲンを食べているようなものです。
美味しく食べて肌にもいい、そんな食材ですね。
保湿成分、セラミドが取れる生芋こんにゃく!
セラミドは角質層に存在する保湿成分、水分を抱き抱え潤いを保ちます。生のこんにゃく芋と摺り落して固めるので、セラミドが多く含まれます。こんにゃくは腸内環境を整える働きもあるし、カロリーも低いのでダイエットにも効果的です。
保湿成分を食べ物で取る時のポイント
美容にも健康にもバランスの良い食事は大切です。保湿成分を取りたいからと、食事に偏りが出てしまってはどうしようもありません。たんぱく質は私たちが生きていく上で大切なものですが、同程度の野菜をたべ、バランスを保つ必要があります。
野菜には様々な種類のビタミンが含まれています。これも体内で保湿成分の生成のサポートする働きをします。野菜と言えばサラダと思いがちですが、含まれているビタミンA, ビタミンEは脂と一緒に取る事で、成分の吸収率が上がります。
また食事に気を付けていても、ファーストフードやインスタント食品を食べていては、努力は台無しです。かといって、食べたいものを我慢するのはストレスになるので、せめて週に1回ほどにとどめておくようにしましょう。
保湿成分を補う、サポートするサプリメントも、バランスの良い食事しっかりとることで、その効果が最大限に発揮できます。